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若年層や授乳中も経口避妊薬は服用できるの?

経口避妊薬を授乳中に服用すると、乳汁の分泌が減少する可能性があります。
これは、ピルに含まれるエストロゲンが、乳汁分泌抑制作用を持つためです。
また、分娩後3週間程度は、経口避妊薬の低用量ピルによって、血栓症のリスクが高まります。
経口避妊薬の成分が乳汁に移行し、赤ちゃんに影響を及ぼすかどうかについては、現在のところ不明となっています。
赤ちゃんの成長に影響する可能性があるという報告と、微量なので影響しないという報告の両方があるためです。
これらのことから、日本で普及している低用量ピルについては、妊娠中や授乳中の服用を禁じています。
また、授乳中は排卵しないとよく言いますが、人によっては排卵することがあり、排卵があれば妊娠します。
妊娠を望まないなら、他の方法で避妊してください。
経口避妊薬の年齢制限につては、上限は喫煙していないなら45~50歳くらいまでは服用できます。
若年層については、初潮を迎えていれば10代でも服用可能です。
ただし、クリニックによっては若年層なら保護者の同意が必要なところもあります。
若年のうちから避妊を行って、中絶を避けるのは大切なことです。
また、年齢を問わず、継続して服用するなら定期的に検診や血液検査を受けるようにしましょう。
低用量ピルは、服用を中止すると2~3ヶ月で排卵が始まって妊娠できます。
長く服用していた場合でも、妊娠や出産には悪影響がないことが分かっています。
排卵のたびに卵巣は少しずつダメージを受けますが、低用量ピルを服用中は、卵巣を休めることができます。
そのため、妊娠を計画して服用をやめた場合に、スムーズな排卵が行われて妊娠しやすくなります。
このため、不妊治療でも使われることがある安心な薬です。